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Nov 07, 2007

HAREM SCAREMの悲劇

BURRN!12月号のHAREM SCAREMのインタビューは興味深い。
彼らの最大の悲劇はバンドとファンの趣向のズレというのが、
これを読んでよく分かった。
あのセットリストでそんなことは重々承知していたんですが、
実際彼らの口から聞いて、
このバンドは終わるべくして終わるんだなとの思いを感じました。
以下抜粋しましたが、H.S.ファンは是非とも買って読んでもらいたい。

一番思い入れのあるアルバムは「VOICE OF REASON」と「RUBBER」。
思い描いていたどおりの出来になったからなんだ。

皆は僕達が昔やったことを繰り返すことを望んでいるのかと思うと、
不思議な気持ちになるよ。
130曲以上レコーディングしてきて、
さらに幅を広げるのはもう無理じゃないかというところまで来てしまった。
あまり違うことをやり過ぎると誰も気に入ってくれない。
君達が僕達にやって欲しかったことは全てやったと思う。
僕達が違うことをやったら君達は気に入ってくれない(笑)

殆どのファンにとっては曲そのものより、
曲のスタイルのほうが大事なんだなって。

私はてっきり「VOICE OF REASON」「RUBBER」
時代に合わせて少々妥協した作品だと思ってたんですが実際は違ってて、
あれがあの時にやりたかったことなんですね。
日本のファンが望む1st・2ndのスタイルは既にやったことで、
それでもニーズに合わせた作品を作っても以前ほど売れない。
確かにこれではもう続けていく意味が無いでしょう。

でもクオリティが1st・2ndのレベルまで達してなかったのも事実。
それだけは言いたい。

もし1stが87年に作られていてヒットして、
日本にキチンと紹介されていたらどんなに良かったかと思うことがあります。
タイミングもズレてましたね・・・

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Comments

多分あのインタビューからすると
やりたい音楽性で思うがままに作ることでしょうね。
ファンのことは考えずに(笑)

MAE・WAKING ASHLAND気に入りましたか!
私の記事が参考になったとは嬉しいですね。
メロハーとエモはメロディアスという点で、
どちらも素晴らしい共通点があると思います。
どんどんいい音楽を紹介していきますよ!

Posted by: RABI | Nov 08, 2007 at 09:50 PM

ラストアルバムはどうなるんでしょうね…。
もう1stや2nd以上の傑作を作るのは難しいでしょう。
もちろんその後のキャリアも十分に素晴らしかったのですが、あの2枚は奇跡のなせる業だったんですよね、きっと。
最後に「結構良い」レベルの作品を出されてファンに微妙な未練が残るくらいなら、いっそのこと彼らが現在心からやりたい音楽を何の制約もなしに作らせてあげたいような気もします。複雑な心境です。


それから本文とは関係ないのですが、メタル者の僕が守備範囲の外にあったMAE「THE EVERGLOW」やWAKING ASHLAND「COMPOSURE」の中古盤に手を出すときに、こちらのRABIさんのレビューを参照させていただきました。
おかげさまで素敵な出会いに恵まれて感謝感謝です。
一方的に礼を言われてなんのこっちゃと思われるかもしれませんが(笑)、どうもありがとうございます!
前回のコメントともに長文失礼しました。これからも応援しています。

Posted by: むーじゅ | Nov 08, 2007 at 02:35 PM

むーじゅさん、初めまして。
藤木さんのライブレポートはファンの声を代弁してましたね。
あのインタービューでホントに「夢から覚めました」。
それでもラストアルバムには期待してしまうんですが。
もしかしたらファンの望むような作品を作ってくれるんじゃないかと・・・

Posted by: RABI | Nov 07, 2007 at 11:10 PM

はじめまして、むーじゅと申します。
僕も主にメロハーを愛好しているので、こちらのブログはいつも楽しく拝見しています。
で、いつもは黙って眺めてニコニコしているだけなんですけど、今回の記事はまさに我が意を得たり、という感じだったので思わず書き込んでしまいました。
今回のB!誌、分かっていたこととはいえ、特にハリーの割り切ったサバサバとした物言いで夢から覚めたというか…。おっしゃるとおり、バンドとファンの意識の乖離がHAREM SCAREM最大の悲劇ですよね。僕も2日目のクアトロに居たのですが、本編ラストの'Voice Of Reason'で場の空気がフッと後ろに引いたのを良く覚えています。
「はいはい、分かってる、分かってるよ。君たちが好きなのは1stと『MOOD SWINGS』、『BELIEVE』なんだろう」というハリーの諦めたような(そして投げやりな)言葉と、藤木さんの冷たいライブ評は読んでて結構こたえました…。

Posted by: むーじゅ | Nov 07, 2007 at 04:37 PM

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